ミミズ日誌 06年 5月

2006年05月20日
ミミズ箱,改造しました.
お世話しやすいように,園芸用のビニールハウスの枠組みの中に
巣箱を置きました.
 ※ このビニールハウスも,リサイクル品.
  以前,カメさんたちを屋内飼育していた頃,冬眠させずに
  冬越しさせるため,カメのケージを覆うのに使ってました.
   そもそも,ミミズコンポストは,リサイクルのためのもの.
   屋根も覆いも,すべてリサイクル品というか,廃材です.
全景…

巣箱に縦半分の間仕切りを入れました.
出来上がった堆肥をなるべく純度の高い状態で取り出すためです.
仕切は,バーベキュー用の焼き網2枚を銅線でしばって作ってます.
ちょうど網目が1cm角ぐらい.
ほぼ真上から撮ってます
この網目を抜けて,下側に見えるの土のようなところにいるミミズが,
仕切りの金網より上側に見える部分へと,少しずつ移っていきます.
下側が,コンポスト(堆肥と未処理の生ゴミとが混ざり合ったもの).
ここにミミズさんたちもまだまだ残っています.
数ヵ月後,ミミズさんたちが移り終わった後,堆肥を取り出します.

上側には,‘詰め物’がかぶせてあります.
詰め物は,ミミズにとって大切な炭素源でもあり,保湿や、ハエやアブが入り込みにくくする役割もあります.
細く裂いた新聞紙,使用済みコーヒーフィルター,トイレットペーパーの芯などを,湿らせて使っています.
この詰め物の下に,野菜くずなどの生ゴミが入れてあります.

やはりコバエが寄ってくるので,ハエとりリボンを吊るしてます.
埋め込んでいるビンも,ハエよけ対策です.
こうして小瓶にワインやワインビネガーを入れておくと,
匂いにひかれてコバエが入り込み,そのまま出れなくなって…
という仕掛けです.


液肥(ミミズさんたちのオシッコ)は巣箱下のトレイで受けます.
ハウスの底板に傾斜をつけて,液肥が流れてきます. 毎朝,トレイの液肥をボトルに移します.

とれた有機液肥は2リットルのペットボトルで保存しています.
 ※ 使用時は水で10:1に薄めます
今シーズン1本分は庭の草花に撒いて使い切り,今は2本目です.
ミミズのオシッコ、無臭です.栄養豊富です.

2006年05月30日
火曜日です.
本日は,週2回の餌やり日.
(毎週火曜と金曜が可燃ゴミ出しの日なので,それにあわせてあげてます).
今回は生ゴミが多く出たので,2/3程の量にとどめておきました.
食べ残しのバナナ,キャベツ,ニンジンの皮,麦茶の出し殻,卵の殻,を進呈.

2006年05月31日
次の餌やりに向けて,ミミズさんたちのご馳走(?)の用意…
野菜クズは,台所の三角コーナーから取り出し,細かく(細くまたは薄く?)刻んで‘ご馳走貯蔵ボール’に入れます.
きゅうり,茶殻,米粒,…
(‘ご馳走貯蔵ボール’は1.4ットルサイズのザルとボールがセットになったもの.105円也.)
茶殻はパックに入っているので,破って中だけを入れます.
(破ったパックは今は入れていません.以前は入れてましたが,なかなか分解されないので…)

それを,買い物袋で包み…


保冷剤を載せて…


床下収納庫で保管.
床下収納庫外観   ふたを開けて,中に収納…
              ボールの下にも保冷剤を敷きます.

保冷剤は1日1回程度交換.
次の餌やり日まで,同様の手順でちょこちょこと(時にはどっさりと)生ゴミを足していきます.
ボールに溜まった余計な水分も,その時に捨てています.


今日は,試しにコンポスト部分(生ゴミを入れていない方)を熊手で混ぜ返してみる。
残っていた生ゴミは全て分解されていて,分解されきっていない麦茶パックの袋が少し残っているだけ.
おとなミミズさんが7〜8匹いたので,餌と詰め物のある側へ移っていただく.
ただ,赤ちゃんミミズがたくさんいたので,ミミズフンを取り出すのは,もう少し待ってみよう…


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